「うるう秒」ってなあに?

7月1日に、「うるう秒」があるって聞きましたが「うるう年」なら知ってますけど「う るう秒」は聞きはじめです。

1秒を挿入したり差し引いたりする調整作業です。
世界の標準時を決定したとき、地球の自転にもとづいて時刻を決めていました。これを平 均太陽時といいます。しかし地球の自転は潮汐力などにより不規則に変化するため、時間 の定義としては不都合であることがわかってきました。そこで極めて規則正しい信号を出 す原子時計からの信号を用いた時間が定義されました。

原子時計によって決められた時刻を原子時といいます。原子時は地球の自転と独立して極 めて正確に時を刻みますが、年月の経過にしたがって平均太陽時とのずれが大きくなりま す。

そこで原子時と平均太陽時が一定時間以上ずれないように管理された時刻を協定世界時と 呼んで、1972年から標準時として使われるようになりました。

具体的には,協定世界時とグリニッジの平均太陽時の時刻差が0.9秒以内に収まるように 1 秒を挿入したり差し引いたりします。この調整を「うるう秒」といいます。うるう秒の実 施は世界各地の天文台の地球回転データと国際原子時との検討から国際地球回転測量事 業という機関によって決定され、全世界で一斉におこなわれています。1秒の調整は12 月か6月の末日の最終秒に 1秒を挿入したり引き抜いたりしておこなわれます。それで も調整できないときは3月か9月の末日に、さらに必要であれば任意の月の最終日におこ なわれます。

日本の場合、協定世界時と9時間の時差があるため、うるう秒の導入は翌日の9時直前に おこなわれます。

例えば1秒の挿入の場合は8時59分59秒、8時59分60秒、9時0分0秒というよ うに、9時直前の1分が61秒になります。

うるう秒(閏秒)は、1972年1月1日から23回、最近では1999年1月1日に実 施されました。

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